ジュニア女子は平金桐選手(明治神宮外苑FSC)が2連覇を果たしました。
 モスグリーンの衣装で登場。曲はCall for you」。
 冒頭のトリプルトゥ―ループを見事に決め、大歓声があがりました。
平金桐220190926
東京ブロック連覇おめでとうございます。
平金「まだ東日本に向けてやりたい課題や練習はあるけれど、やっと試合として自分らしい試合が今シーズンできてきたかな。うれしいです」

ショート、フリー通して、今回どうでしたか?
平金「えっと、自分が日ごろから練習でミスしやすい課題だったり、そういうのは集中して取り組めました。まだ完ぺきな演技ができたわけではないんですけれども、集中に挑むことができて一歩成長できたかな、と思います」

前回の優勝と今回の優勝、何か違いはありますか?
平金「先シーズンは第五腰椎を骨折してしまって、ケガして、練習積んでいったんです。今シーズンは大きな骨折というのものではないんですが、足が痛くなることが多くて。結構いい練習できたなと思ったら、またすぐ痛くなって、練習を休まないといけないってことが続いてしまった。ジャンプの構成的には先シーズンより簡単なものしか取り組めてなくて。入れたいんですけど、また痛みが出てしまうのです。本当はもうちょっと難しいジャンプを入れて、練習を積んでいきたいんですけど。今はできることを精一杯やりたいなと思います」
平金桐ビールマン20192025
去年の東日本はもう少しで全日本ジュニアに届かなかったと思うんですが。
平金「後悔するようなミスはせず、やりきったというような演技ができるよう、日々の練習で取り組みたいです」

今シーズンの大きな目標はありますか?
平金「やっぱり毎日の練習を積み重ねていって。本番になったとき、不安要素となるものを抱えないでできるよう、日々の練習を後悔なく積み重ねていきたいです」

今年も東京の女王として東日本に行きますが。
平金「全日本行きたいと強く思っています。プレッシャーを感じるとやりづらくなるから、できると信じて。前向きに練習していきたいです」

ショートプログラムに関しては。
平金「先シーズンのショートプログラムはしっかり観客に見せて、演技をしたいなと思っていました。先シーズンはそれができたと強く思っていたので、新しいプログラムになって今年、最初のほうは自分で誰かに言われたわけではないのに、先シーズンよりも踊れていないという気がして・・・ネガティブに取り組んでいたんですけど、コーチがそんなことない、自信もってやりなさいと言ってくれました。そこから自信を持って取り組めるようになったので、自分らしく演技ができるようになって良かったです」

女子ジュニア表彰台20190925
 総合2位には依田茉里紗選手(城西大学城西スケート部)。トリプルトゥループ+ダブルトゥループを鮮やかに着地しました。岩本英嗣さんの振り付け『Leyenda(
レエンダ)』を躍動感たっぷりに演じ切り、フリーは86.20点で3位に!ショート4位から総合2位。表彰台です。

 ショート6位からフリー2位で巻き返し、総合3位に入ったのは穂積乃愛選手(明治神宮外苑FSC)。太田由希奈さん振り付けで、かれんな『シンデレラ』のような妖精を演じきりました。

 ショート2位の 横谷杏林選手(城西大スケート部)は、スピンのクオリティは超一級品です。フリープログラム『YO Soy Maria 、ぴたっと音に合わせたステップが見事でした。ただ複数のジャンプで回転不足をとられてしまいました。フリー4位で惜しくも表彰台は逃しました。
横谷杏林20100926
 

 東日本、全日本に向け、ジュニア女子の戦いも激しくなっていきます。
 レポートはつづきます。

 結果はこちらにアップされています。2019 東京ブロック選手権大会