ジュニア女子は平金桐選手(明治神宮外苑FSC)が2連覇を果たしました。
モスグリーンの衣装で登場。曲は「Call for you」。
冒頭のトリプルトゥ―ループを見事に決め、大歓声があがりました。

平金「まだ東日本に向けてやりたい課題や練習はあるけれど、やっと試合として自分らしい試合が今シーズンできてきたかな。うれしいです」

平金「えっと、自分が日ごろから練習でミスしやすい課題だったり、そういうのは集中して取り組めました。まだ完ぺきな演技ができたわけではないんですけれども、集中に挑むことができて一歩成長できたかな、と思います」

平金「先シーズンは第五腰椎を骨折してしまって、ケガして、練習積んでいったんです。今シーズンは大きな骨折というのものではないんですが、足が痛くなることが多くて。結構いい練習できたなと思ったら、またすぐ痛くなって、練習を休まないといけないってことが続いてしまった。ジャンプの構成的には先シーズンより簡単なものしか取り組めてなくて。入れたいんですけど、また痛みが出てしまうのです。本当はもうちょっと難しいジャンプを入れて、練習を積んでいきたいんですけど。今はできることを精一杯やりたいなと思います」


平金「後悔するようなミスはせず、やりきったというような演技ができるよう、日々の練習で取り組みたいです」

平金「やっぱり毎日の練習を積み重ねていって。本番になったとき、不安要素となるものを抱えないでできるよう、日々の練習を後悔なく積み重ねていきたいです」

平金「全日本行きたいと強く思っています。プレッシャーを感じるとやりづらくなるから、できると信じて。前向きに練習していきたいです」

平金「先シーズンのショートプログラムはしっかり観客に見せて、演技をしたいなと思っていました。先シーズンはそれができたと強く思っていたので、新しいプログラムになって今年、最初のほうは自分で誰かに言われたわけではないのに、先シーズンよりも踊れていないという気がして・・・ネガティブに取り組んでいたんですけど、コーチがそんなことない、自信もってやりなさいと言ってくれました。そこから自信を持って取り組めるようになったので、自分らしく演技ができるようになって良かったです」

総合2位には依田茉里紗選手(城西大学城西スケート部)。トリプルトゥループ+ダブルトゥループを鮮やかに着地しました。岩本英嗣さんの振り付け『Leyenda(レエンダ)』を躍動感たっぷりに演じ切り、フリーは86.20点で3位に!ショート4位から総合2位。表彰台です。
ショート6位からフリー2位で巻き返し、総合3位に入ったのは穂積乃愛選手(明治神宮外苑FSC)。太田由希奈さん振り付けで、かれんな『シンデレラ』のような妖精を演じきりました。
ショート2位の 横谷杏林選手(城西大スケート部)は、スピンのクオリティは超一級品です。フリープログラム『YO Soy Maria 』、ぴたっと音に合わせたステップが見事でした。ただ複数のジャンプで回転不足をとられてしまいました。フリー4位で惜しくも表彰台は逃しました。

東日本、全日本に向け、ジュニア女子の戦いも激しくなっていきます。
レポートはつづきます。
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<撮影・文 廉屋友美乃>