優勝は夏季フィギュアでも圧倒的な存在感を見せていた島田麻央選手(明治神宮外苑FSC)。
ルッツ、トゥループ、フリップ、サルコウの4種類のトリプルジャンプをプログラムに取り入れています。
ジャンプの高さ、飛距離ともに申し分なし。武田奈也さん振り付けの『スワンレイク』では、白鳥の羽を感じさせる指先の使い方で、表現力でもスピード面でも他を圧倒しました。
88.12点とアナウンスされると、会場からはどよめきが起きました。2位には高山そら選手(明治神宮外苑FSC)、3位には長山桃子(モモネ)選手が入りました。
表彰式を終えると、会見です。演技の時とは裏腹に、あどけない表情で記者たちの質問に答えました。
島田「失敗した部分もあるんですけど、スピンとかうまくいったので、良かったかなと思いました」

島田「ノーミスで優勝できるように頑張りたいと思います」

島田「もっとスピードを出して、ジャンプのあとのランディングなどがきれいにできるようになりたいです」

島田「トリプルアクセルをちょっとやっています」

島田「まだまだ回転が足りない感じ」

島田「ループは入れないと思います」

島田「難しいです」

島田「90点以上です」

島田「今年の1月ぐらいです」

島田「4月ぐらいです」

島田「(うなづく)」

島田「楽しいです」

島田「スピードなどがすごい人がいるので、それを見習ってやっています」
尊敬するスケーターに浅田真央さんと樋口新葉選手の名前をあげた島田選手、一気に全日本ノービス優勝候補に名乗りをあげました。その伸びしろは未知数です。